10月15日(日)に京都競馬場で行われる秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)について、過去10回の枠順データから検証していく。なお今回は、阪神競馬場で開催された近2年間のデータを除外。11年〜20年までの過去10回のデータを抽出した。 …

 10月15日(日)に京都競馬場で行われる秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)について、過去10回の枠順データから検証していく。なお今回は、阪神競馬場で開催された近2年間のデータを除外。11年〜20年までの過去10回のデータを抽出した。

 7枠から7頭が馬券に絡んでおり最多で、次いで1枠が5頭で続く。一方、5枠が1頭のみで最少となっている。過去10回の枠順データは以下の通り。

【1枠】0- 3- 2-14/19 勝率0.0% 複勝率26.3%
【2枠】1- 2- 1-15/19 勝率5.3% 複勝率21.1%
【3枠】2- 0- 1-17/20 勝率10.0% 複勝率15.0%
【4枠】1- 2- 1-16/20 勝率5.0% 複勝率20.0%
【5枠】0- 1- 0-19/20 勝率0.0% 複勝率5.0%
【6枠】1- 1- 2-16/20 勝率5.0% 複勝率20.0%
【7枠】3- 1- 3-22/29 勝率10.3% 複勝率24.1%
【8枠】2- 0- 0-28/30 勝率6.7% 複勝率6.7%

 1〜4枠が【4-7-5-62】で勝率5.1%、複勝率20.5%なのに対して、5〜8枠が【6-3-5-85】で勝率6.1%、複勝率14.1%。勝ち馬こそ外枠のほうが多いが、複勝率で見るとやや内枠優勢といえる。

 牝馬三冠がかかるリバティアイランドが入ったのは3枠。14年ショウナンパンドラ、19年クロノジェネシスと2頭の勝ち馬が出ている枠で、決して不利な枠ではないはず。史上7頭目の快挙へ心強いデータだろう。