東京は午前中までそこそこの雨が降る予報。前半戦の芝はさすがに道悪が避けられないが、雨が止めば急速に乾く。メイン&最終レースの頃には良に回復しているかも。脚質不問の地力勝負。一方、ダートは終日道悪なので、速い時計に対応できる馬がどうかをチ…

 東京は午前中までそこそこの雨が降る予報。前半戦の芝はさすがに道悪が避けられないが、雨が止めば急速に乾く。メイン&最終レースの頃には良に回復しているかも。脚質不問の地力勝負。一方、ダートは終日道悪なので、速い時計に対応できる馬がどうかをチェックしたい。ジリ脚だと厳しいが、速い上がりを使えるタイプなら中団以降からでも間に合う。依然としてストームキャット系の活躍が目に付く。

 京都は土曜の深夜まで雨が降るようだが、そこからグングン乾く。芝は仮に発表が稍重〜重でも、実質良になるだろう。ならば、先団〜中団で運んだ馬が有利で、極端に後ろからでは厳しい。土曜はキズナ産駒が[2-1-1-1]と大活躍だった。一方、ダートは道悪で高速決着となるので、逃げ先行馬が有利。土曜はドレフォン産駒が[1-2-1-1]と好成績だった。開幕週に顕著だった8枠有利の傾向はなくなっている。

 新潟は午前中に雨が降るようだが、馬場に大きな影響はなさそう。芝は予想通り、差しが決まっている。ペース次第では外差し同士の決着まである。ダートは差しがダメというわけではないが、S〜Mペースなら前が残りやすい。

【注目馬】
東京10R・ウナギノボリ…東京ダートで活躍が目立つストームキャット系のドレフォン産駒。近3走はイマイチだが、現級で3着が2回ある東京に替われば侮れない。

京都11R・グランベルナデット…土曜の京都芝で好調だったキズナ産駒。休み明けの前走・紫苑Sは大敗したが、春の走りから見て、あれが実力ではない。好位でスムーズに流れに乗れれば、馬券圏内に粘り込むシーンがあるかも。

新潟11R・ルプリュフォール…いい脚で伸びてきても善戦まで…というタイプだが、今の新潟は条件的にぴったり。大外15番枠も好材料なので、突き抜けても不思議ない。