第55回全日本大学駅伝対校選手権大会(朝日新聞社など主催、長谷工グループ特別協賛)に九州地区代表として出場する鹿児島大学陸上部の選手3人が12日、朝日新聞鹿児島総局を訪れ、39大会ぶりに伊勢路に臨む抱負を語った。 訪れたのは元主将の茅野智…

 第55回全日本大学駅伝対校選手権大会(朝日新聞社など主催、長谷工グループ特別協賛)に九州地区代表として出場する鹿児島大学陸上部の選手3人が12日、朝日新聞鹿児島総局を訪れ、39大会ぶりに伊勢路に臨む抱負を語った。

 訪れたのは元主将の茅野智裕さん(大学院修士2年)、主将の鶴田寛武さん(3年)、エースの別府明稔さん(同)。鶴田さんは「たくさんの方の支援があっての出場。感謝の気持ちを走りで体現したい」、別府さんは「目標は自分の走りで誰かを元気づけたり、勇気づけたりすること。それをかなえられるよう、走りきりたい」と語った。

 長谷工コーポレーション九州・沖縄事業部の増子真司執行役員は「目標に向かって一つになってがんばってください」と激励。長谷工グループが滋賀県で作る「たなかみ米」と、鹿児島大のユニホームがラベルにデザインされたミネラルウォーターを贈った。

 全国から27チームが参加する大会は11月5日、熱田神宮(名古屋市)と伊勢神宮(三重県伊勢市)を結ぶ8区間・106・8キロのコースで開かれる。(野崎健太)