日本代表の森保一監督が10月12日、翌日のカナダ代表戦(MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023)に向けた前日会見に臨んだ。【映像】森保監督が考える「久保建英のベストポジション」は? 森保監督は冒頭に、「(複数の選手が怪我…

 日本代表の森保一監督が10月12日、翌日のカナダ代表戦(MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023)に向けた前日会見に臨んだ。

【映像】森保監督が考える「久保建英のベストポジション」は?

 森保監督は冒頭に、「(複数の選手が怪我やコンディション不良などで外れる)アクシデントもあったが、チームと個の経験値を上げていきたい」とコメント。実際、10月シリーズの日本代表は、堂安律と鎌田大地を招集できず、前田大然と三笘薫もメンバー発表後に辞退する不運に見舞われている。

 中でもエースの三笘に関しては、「サポーターやメディアの皆さんが、三笘の活躍に期待するのは当然だと思う。ただ、怪我やコンディションの問題で必ず招集できるとは限らない。だから、日本にはまだまだ良い選手がいることを確認し、他の選手たち経験値を上げることを考えたい」と語った。

 そして、三笘不在の左ウイングに関しては、次のようにコメントしている。

「今回は三笘をはじめ、ウインガー陣に招集できなかったり、辞退をしたりした選手が多い。その中で左ウイングは、中村敬斗が候補かなと思っています。最終的にはいつも言わせてもらっている通り、前日練習を見て決めたい」

 ちなみに、システムに関しては、「4-1-4-1(4-3-3)でスタートかなと思っているが、システムは相手次第でもあるので、相手との噛み合わせで変えていきたい。9月の活動も、基本的に4-2-3-1を使ったが、実際には4-3-3に近い形になったし、明日も可変を考えていきたいと思っています。もちろん3バックのオプションもある」と、相手と状況次第に柔軟に変えていくことを示唆した。

 新潟のデンカビッグスワンスタジアムで開催されるカナダ代表戦は、すでにチケットが完売済み。中継はテレビ朝日系列とABEMA、キックオフ時間は19:35となっている。

(ABEMA/日本代表)