天皇賞(秋)(10月29日・東京芝2000m)に向けて、栗東で調整を続けているドウデュース(栗東・友道康夫厩舎)。先週、先々週と週中の追い切りは坂路だったが、2週前追い切りとなる今朝12日はCWでの3頭併せを行っている。  セレシオンが…

 天皇賞(秋)(10月29日・東京芝2000m)に向けて、栗東で調整を続けているドウデュース(栗東・友道康夫厩舎)。先週、先々週と週中の追い切りは坂路だったが、2週前追い切りとなる今朝12日はCWでの3頭併せを行っている。

 セレシオンが先行して、それをドウデュースが追走。その後ろからジャスティンスカイが追いかけてくるという隊列で2コーナーから向正面へ入っていく。6F標識通過から速すぎず遅すぎずのラップを踏んでいき、しっかりとスピードに乗った状態で3コーナーを抜けて、4コーナーを迎える。

 まだ3頭がそれぞれの差を保ちつつ、最後の直線に向くと、内からジャスティンスカイが差を詰めていって、ドウデュースに迫ってくる。ここでの勢いは内が優勢だったが、ラスト1F標識を過ぎたあたりでドウデュースのギアが上がり、2頭が並んだ状態でフィニッシュ。

 時計は6F82.6-5F67.2-4F52.1-3F37.0-2F22.8-1F11.4秒。次走富士S(10月21日・東京芝1600m)を予定しているジャスティンスカイが一杯にやる指示が出ていたので、それに最後は合わせた形。2週前という時期を考えると適度な負荷がかかったようだし、調教はすごく順調に進んでいるということだろう。

(取材・文:井内利彰)