レース史上初の1勝馬Vなるか。秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)にはコナコースト(牝3、栗東・清水久詞厩舎)、シランケド(牝3、栗東・牧浦充徳厩舎)、シンリョクカ(牝3、美浦・竹内正洋厩舎)、ドゥアイズ(牝3、栗東・庄野靖志厩舎)、ヒ…

 レース史上初の1勝馬Vなるか。秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)にはコナコースト(牝3、栗東・清水久詞厩舎)、シランケド(牝3、栗東・牧浦充徳厩舎)、シンリョクカ(牝3、美浦・竹内正洋厩舎)、ドゥアイズ(牝3、栗東・庄野靖志厩舎)、ヒップホップソウル(牝3、美浦・木村哲也厩舎)と、5頭の1勝馬が登録している。

 過去27回の秋華賞で、1勝馬の最高着順は20年マジックキャッスルの2着。3着も97年エイシンカチータ、02年シアリアスバイオ、14年タガノエトワール、19年シゲルピンクダイヤの4頭いるが、戴冠にはあと一歩届いていない。

 今年は該当5頭のうち、コナコースト、シンリョクカ、ドゥアイズの3頭が、GIで馬券圏内の実績あり。紫苑Sで2着、3着だったヒップホップソウルとシランケドも一発の魅力を秘めている。リバティアイランドの壁は厚いが、歴史の扉が開けられることを期待したい。