現地時間7日、アメリカ・アケダクト競馬場で行われたジョーハーシュターフクラシック(3歳上・米G1・芝12F)は、中団を追走したJ.アルバラード騎手騎乗の2番人気ウォーライクゴッデス(War Like Goddess、牝6、米・W.モット…

 現地時間7日、アメリカ・アケダクト競馬場で行われたジョーハーシュターフクラシック(3歳上・米G1・芝12F)は、中団を追走したJ.アルバラード騎手騎乗の2番人気ウォーライクゴッデス(War Like Goddess、牝6、米・W.モット厩舎)が豪快な末脚で差し切り2着に4馬身半差をつけて勝利した。勝ちタイムは2分32秒89(重)。

 ウォーライクゴッデスは父English Channel、母Misty North、母の父North Lightという血統。21年のフラワーボウルS(米G1)と22年のジョーハーシュターフクラシック(米G1)を含む重賞8勝を挙げており、今回が9つ目のタイトル獲得となった。通算成績は17戦11勝。

 今回のレースで特に注目したいのがレース展開。単勝91倍の最低人気馬ソーハイが後続に20馬身以上の差をつける大逃げを見せたのだ。4コーナーを通過後も10馬身程の大差をつけており、あわやの大金星を期待させるレース運びに。勝ち馬の驚異的な決め手に屈し3着となったものの、まさに22年天皇賞(秋)でパンサラッサが魅せた“大逃走劇”を彷彿とさせるものだった。