【プレミアリーグ】アーセナル1-0マンチェスターC(日本時間10月9日/エミレーツ・スタジアム)  試合の幕切れはあまりにも“痛い”ものだった。マンチェスター・シティのDFナタン・アケは、ガブリエウ・マルティネッリのシュートに対応するためフ…

【プレミアリーグ】アーセナル1-0マンチェスターC(日本時間10月9日/エミレーツ・スタジアム)

 試合の幕切れはあまりにも“痛い”ものだった。マンチェスター・シティのDFナタン・アケは、ガブリエウ・マルティネッリのシュートに対応するためファーサイドを消すようにコースに立った。次の瞬間、強烈なシュートが顔面を直撃。ボールは無常にもGKの逆をついてゴールネットへと吸い込まれた。

【映像】強烈シュートを顔面ブロックした瞬間

 プレミアリーグ第8節でアーセナルと対戦したシティ。前節のウォルバーハンプトン戦に敗れていただけに連敗は避けたいところだったが、この日はなかなか決定機を作れないまま試合終盤を迎えていた。

 するとスコアレスで迎えた85分、途中出場のトーマス・パーテイ、冨安健洋、カイ・ハヴァーツにボールを繋がれ、最後はマルティネッリに右足で豪快に叩き込まれて失点。これが決勝点となり、シティは実に8年ぶりにプレミアリーグでアーセナルに敗れることになった。

 この失点シーン、初めはハヴァーツのマークについていたアケだったが、ボールを後方に戻された瞬間に今度はシュートを狙うマルティネッリを警戒してポジションを移動。ファーサイドへのシュートコースを消すように立ち位置を変えると、狙い通りそこにマルティネッリの強烈シュートが飛び込んできた。しかし予想を上回る勢いだったためか、アケは反応できずにボールは顔面を直撃。同じくファーサイドへのシュートを予測していたGKエデルソンの逆をついて、ゴールネットを揺らされてしまった。

 このプレーにSNS上では、「アケの顔面ブロックも虚しく…」、「アケが不憫で仕方ない」、「まじでアケかわいそうや…試合通して頑張ってたのに最後の最後に顔面当たって入るとは…」など、オランダ代表DFを擁護する声が多く寄せられている。これでシティは2018年以来のプレミアリーグ2連敗。4連覇を目指すチームにとっても、顔面ブロックしたアケにとっても、“痛い”敗戦となってしまった。

(ABEMA/プレミアリーグ)