【プレミアリーグ】ブライトン2-2リヴァプール(日本時間10月8日/アメックス・スタジアム) ブライトンに所属する21歳の新星FWが、一瞬の隙を突いて強敵リヴァプールからゴールを決めてみせた。相手のパスミスを逃がさなかったシモン・アディング…

【プレミアリーグ】ブライトン2-2リヴァプール(日本時間10月8日/アメックス・スタジアム)

 ブライトンに所属する21歳の新星FWが、一瞬の隙を突いて強敵リヴァプールからゴールを決めてみせた。相手のパスミスを逃がさなかったシモン・アディングラは敵陣でボールを奪うと、相手GKアリソンが前に出て寄っているのを見てすぐさま右足を一閃。見事に世界的守護神の裏をかいて、ゴールネットを揺らしたのだ。

【映像】奪ってわずか3秒!新星の超速弾

 この日のリヴァプールは、ブライトンのマンマーク守備に対してGKアリソンを実質的なフィールドプレーヤーとしてビルドアップに参加させていた。11対10という数的優位の形を作り、相手のマークを外すための狙いだ。

 一方、この戦術にはリスクがあった。それが表われたのがスコアレスで迎えた20分の場面だ。ビルドアップの場面で右CBジョエル・マティプが右SBの位置まで開き、ほぼ右CBの位置まで開いたGKアリソンから左CBフィルジル・ファン・ダイク、そしてアンカーのアレクシス・マクアリスターにパスが回った。

 このパスを読んでいたアディングラが、インターセプトに成功。その時点でゴールに対してやや右寄りに立っていたアリソンの位置を確認すると、3秒ほどですぐさま右足を振り抜き、グラウンダーのシュートでゴールネットを揺らした。

 ABEMA解説を務めた鄭大世氏はこの場面を見て、「あのタイミングで打てるのは、ゴールを取れる選手の特長ですね。(普通は)もう一個持ちます。アリソンもあのタイミングでシュートを打つというのは予想できてなかったでしょうね」と、シュートのタイミングを絶賛した。

 さらにABEMA視聴者も、「うっっま」、「恐ろしい判断能力」、「ほんとよく打ったな」、「一瞬の隙やな」、「凄いセンスやな」などのコメントを書き込むなど、コートジボワール代表FWの先制ゴールに驚愕している様子だった。

(ABEMA/プレミアリーグ)