バレーボールのVリーグ1部(V1)男子が14日に開幕するのを前に、各チームの主力選手が9日、東京都内で記者会見を開いた。昨季3位のパナソニックに新加入した日本代表の西田有志は「優勝だけを目標にしている。バレー界を盛り上げたい」と語った。 …

 バレーボールのVリーグ1部(V1)男子が14日に開幕するのを前に、各チームの主力選手が9日、東京都内で記者会見を開いた。昨季3位のパナソニックに新加入した日本代表の西田有志は「優勝だけを目標にしている。バレー界を盛り上げたい」と語った。

 日本代表は8日まで行われたパリ五輪予選で出場権を獲得。予選の7試合すべてで1万人以上の観客が詰めかけた。

 一方、Vリーグは集客数が長年の課題で、V1男子の昨季の平均入場者数は1431人にとどまる。

 西田は、日本代表が28年ぶり4位に躍進した2019年W杯が、直後のVリーグでの集客につながらなかった過去に言及。

 「せっかく結果を出して、Vリーグの集客が少ないのは寂しい話。これを繰り返したら次はもうないと思うので、なんとしても打開したい」と話した。

 Vリーグは今年4月に、来季からより規模の大きな新リーグに移行する構想を発表。現行のリーグでの開催は今季が最後となる。

 期間は来年3月まで。10チームが総当たりで4回戦を戦い、上位6チームがトーナメント方式のファイナルステージに進出する。昨季は名古屋が7季ぶり2度目の優勝を果たした。