10月8日(日)に東京競馬場で行われる毎日王冠(3歳上・GII・芝1800m)について、過去10年の枠順データから検証していく。  6枠から最多の7頭が馬券に絡んでおり、次いで4枠が6頭で続く。一方2枠は1頭のみで最少となっている。過去…

 10月8日(日)に東京競馬場で行われる毎日王冠(3歳上・GII・芝1800m)について、過去10年の枠順データから検証していく。

 6枠から最多の7頭が馬券に絡んでおり、次いで4枠が6頭で続く。一方2枠は1頭のみで最少となっている。過去10年の枠順データは以下の通り。

【1枠】1- 0- 2- 7/10 勝率10.0% 複勝率30.0%
【2枠】1- 0- 0-10/11 勝率9.1% 複勝率9.1%
【3枠】1- 1- 0- 9/11 勝率9.1% 複勝率18.2%
【4枠】0- 3- 3- 8/14 勝率0.0% 複勝率42.9%
【5枠】0- 2- 2-12/16 勝率0.0% 複勝率25.0%
【6枠】3- 1- 3-11/18 勝率16.7% 複勝率38.9%
【7枠】2- 0- 0-18/20 勝率10.0% 複勝率10.0%
【8枠】2- 3- 0-15/20 勝率10.0% 複勝率25.0%

 1〜4枠が【3-4-5-34】で勝率6.5%、複勝率26.1%なのに対し、5〜8枠が【7-6-5-56】の勝率9.5%、複勝率24.3%。明らかに外枠のほうが有利といえる。

 “府中の千八、展開いらず”という格言があるように、東京芝1800mは展開や枠順問わず力通りに決まりやすいとされるが、毎日王冠に限っては外枠を重視して考えたい。今年はGI馬ソングラインが7枠、シュネルマイスターが1枠。枠順が明暗を分けるかもしれない。