東京は土曜と同じく、芝ダートともに良となる。芝は高速決着。土曜の6鞍で連対した12頭が全て上がり3F3位以内だったように、速い脚を使える馬が圧倒的に有利。枠順の有利不利はない。ルメール騎手が6戦3勝、2着1回、3着2回の複勝率100%だ…

 東京は土曜と同じく、芝ダートともに良となる。芝は高速決着。土曜の6鞍で連対した12頭が全て上がり3F3位以内だったように、速い脚を使える馬が圧倒的に有利。枠順の有利不利はない。ルメール騎手が6戦3勝、2着1回、3着2回の複勝率100%だった。ダートは位置取り不問の地力勝負。ドレフォン産駒を中心に、ストームキャット系が[2-3-1-4]の好成績。これにエーピーインディ系、キングカメハメハ系が挑むという構図になっている。

 京都は雨の降り始めのタイミングが難しいが、午後は徐々に悪化しそう。土曜の傾向を振り返ると、芝は当然のように時計が速い。スローなら内&前が有利になりやすいが、それなりに流れれば中団あたりからでも間に合う。西村淳騎手が5戦して2着1回、3着3回と伏兵で健闘していた。日曜は東京だが、月曜に注目したい。ダートは8枠が圧倒的に有利で[3-2-3-4]の勝率25%、複勝率67%。驚くべきことに2桁人気の伏兵が4頭も馬券に絡んだ。また、大型馬の活躍も顕著で、500kg以上の馬が[2-3-3-14]の好成績だった。2勝したマジェスティックウォリアー産駒には日曜も要注意。雨が降ると傾向が変わる可能性があるので、前半戦で勝負したい。

【注目馬】
東京11R・シュネルマイスター…東京芝ではコンスタントに上がり3F33秒0以下をマークしている切れ自慢。馬場を把握しているルメール騎手の手綱でもあり、軸としての信頼度は高い。

京都6R・エメラルドビーチ…500kgを優に超える大型馬、しかも絶好の8枠15番。課題のスタートさえ決まれば圧勝まである。

京都10R・クレメダンジュ…大外15番枠をゲット。時計のかかった方がいいタイプなので、雨の降り始めが遅くなってほしいところ。良ならサーマルソアリングの相手筆頭に挙げたい。