金曜正午の段階で東京、京都ともに芝ダート揃って良。あすにかけて雨が降る予報もなく、2場ともに良での開催となりそうだ。東京はかなりの高速決着となりそう。ただ、決して前有利ではなく、脚質を問わず、速い上がりを使える馬が有利。ダートは下級条件…

 金曜正午の段階で東京、京都ともに芝ダート揃って良。あすにかけて雨が降る予報もなく、2場ともに良での開催となりそうだ。東京はかなりの高速決着となりそう。ただ、決して前有利ではなく、脚質を問わず、速い上がりを使える馬が有利。ダートは下級条件だとどうしても先行決着が多くなるが、上級クラスになると展開一つで差しも決まる。

 京都も芝は高速決着。春開催の傾向を参考にすれば、外回りを中心に決め手がモノを言うはず。ダートは逃げ先行有利。乾燥すれば短距離を中心に外枠有利になるかも。

【注目馬】
東京9R・マイネルケレリウス…ルーラーシップ産駒にしては切れるタイプ。とりわけ前走は着差が付きづらい超スローペースだったが、一瞬で2馬身も突き抜ける圧勝だった。あの走りができれば2勝クラスも通過点にできる。

東京11R・ボンドガール…今回と同舞台だった前走の新馬は勝ち時計が超A級。加えて自身の上がり3F33秒0も驚異的だった。GI級の器であることは間違いなく、相手に恵まれた今回は確勝級だ。

京都11R・サンライズアムール…京都ダート短距離で有利な大型馬。ここ2走はひと押しを欠く内容だが、いずれも馬群の外目を回らされるロスがあった。一転、今回は内寄りの3番枠。ロスなく運んで脚をためられれば、ゴール前の伸びが違ってくるはずだ。