11月5日の第55回全日本大学駅伝(日本学生陸上競技連合、朝日新聞社など主催、長谷工グループ特別協賛)に関西地区代表として出場する関西学院大の選手と監督3人が4日、朝日新聞神戸総局を訪れ、抱負を語った。 関学大は5大会連続13回目の出場。…

 11月5日の第55回全日本大学駅伝(日本学生陸上競技連合、朝日新聞社など主催、長谷工グループ特別協賛)に関西地区代表として出場する関西学院大の選手と監督3人が4日、朝日新聞神戸総局を訪れ、抱負を語った。

 関学大は5大会連続13回目の出場。昨年は16位だった。陸上競技部駅伝主将の日隈(ひのくま)達也選手(4年)は「昨年同様に関西勢トップになり、(例年上位の)関東勢の一角を崩したい。夏合宿を経てまとまりが高まった。今はけが人もなく、与えられたメニューの練習ができている」と決意を語った。佐藤良祐選手(4年)は「(6月の)関西地区選考会は4位だった。その悔しさを全日本にぶつけたい」。竹原純一監督は「4年生たちはコロナの影響で練習ができなかったり、競技会が中止になったりといった経験をしてきた。夏合宿などしっかりと走り込めている。4年生を中心に、けが人を出さず、前を向いていけば、おのずと結果はついてくる」と話した。

 板倉秀法・長谷工コミュニティ神戸支店長は「社員200人が現地で応援する。健闘を期待します」と激励。コメ1俵と同校の名前入りのオリジナルのミネラルウォーターの目録を贈った。

 大会は熱田神宮前(名古屋市)から伊勢神宮(三重県伊勢市)までの8区間106・8キロで競われる。全国25大学とオープン参加の2チームをあわせた27チームが出場。関西地区からはほかに大阪経済大、立命大、関西大が代表になっている。