男子バスケットボールB2の岩手ビッグブルズの大崎翔太選手(25)やチームのチアリーダー2人が9月29日、盛岡西署から「飲酒運転撲滅大使」に任命された。同日夜、大崎選手らは盛岡駅前の飲食店を回り飲酒運転防止を呼びかけた。 大崎選手ら3人は、…

 男子バスケットボールB2の岩手ビッグブルズの大崎翔太選手(25)やチームのチアリーダー2人が9月29日、盛岡西署から「飲酒運転撲滅大使」に任命された。同日夜、大崎選手らは盛岡駅前の飲食店を回り飲酒運転防止を呼びかけた。

 大崎選手ら3人は、警察官の制服に身を包んで登場。盛岡西署の吉野幸雄署長から任命書を受け取った後、盛岡駅周辺で酒類を提供する飲食店約10軒を回った。啓発チラシを店員に渡し、客に話しかけながら飲酒運転防止を呼びかけた。

 署によると岩手県内で飲酒運転の検挙数は、8月末時点で227件。昨年同期の190件と比べて多い。浅野渉交通課長は「幅広い年代に人気のあるブルズのみなさんがアピールすることで、飲酒運転防止が浸透すればと思う」と期待する。大崎選手は「身が引き締まる思い。注意喚起していきたい」と話した。

 大使の任期は来年3月末まで。(松尾葉奈)