プロバスケットボールBリーグ2部(B2)の福島ファイヤーボンズが4日、2023―24シーズン開幕を前に、本拠地・郡山市の市役所を訪れた。今年創設10周年を迎えたチームは「今季こそ、必ず目標のリーグ1部(B1)昇格を実現する」と誓った。 ボ…

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)の福島ファイヤーボンズが4日、2023―24シーズン開幕を前に、本拠地・郡山市の市役所を訪れた。今年創設10周年を迎えたチームは「今季こそ、必ず目標のリーグ1部(B1)昇格を実現する」と誓った。

 ボンズは前シーズン、28勝32敗で東地区7チーム中4位となり、2年連続でプレーオフに進出。悲願のB1昇格をめざし準々決勝に臨んだが、2連敗で悲願達成はならなかった。

 郡山市役所を訪れたのは、今年チームに移籍し、主将を務める田渡凌選手や、エンリケ・スニガ・スーパーバイジングヘッドコーチら。田渡選手は「選手全員がB1昇格という気持ちでがんばっている。バスケでまちを盛り上げ、自分が『お祭り男』になる」と意気込みを語った。

 ボンズは東日本大震災からの復興を掲げ、13年5月に創設された。チームを運営する福島スポーツエンタテインメントの西田創社長は「一つひとつ勝利を積み上げ、節目の年に悲願を実現させたい」と語った。

 ボンズの今季開幕戦は7日。ホームの初戦は14日に宝来屋郡山総合体育館である。(斎藤徹)