21年の小倉記念を制したモズナガレボシが4日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は地方競馬に移籍する予定だが、所属先は未定。同日、JRAがホームページで発表した。  モズナガレボシは父グランプリボス、母モズフリムカナイデ、母の父クロフネ…

 21年の小倉記念を制したモズナガレボシが4日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は地方競馬に移籍する予定だが、所属先は未定。同日、JRAがホームページで発表した。

 モズナガレボシは父グランプリボス、母モズフリムカナイデ、母の父クロフネという血統。ダンスインザダークなどの母として知られるダンシングキイは同牝系にあたる。

 19年11月に東京競馬場の2歳新馬戦でデビュー。当初はダートの短距離戦を中心に出走していたが初白星が遠く、3歳未勝利戦が残り少なくなると、芝の中長距離戦に活路を見出す。すると、才能が開花したのか、20年10月にデビュー16戦目で初勝利。そのまま3連勝を飾り、3勝クラスまで昇級した。

 その後も善戦を続けていたが、21年の小倉記念で果敢にも格上挑戦。エプソムC3着のファルコニアなど強者が揃ったが、53kgの軽ハンデも活かして重賞初制覇を飾る。22年には新潟大賞典で4着に健闘するなど、タイトル獲得後も芝のGII、GIIIで活躍。今秋からは入障し、障害初出走の前回は11頭中6着だった。通算成績は34戦4勝(うち重賞1勝)。

(JRAのホームページより)