古豪ボッケリーニ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)で重賞4勝目を狙う。  ボッケリーニは父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ、母の父ダンスインザダークの血統。15年の宝塚記念と天皇賞(秋)を制…

 古豪ボッケリーニ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)で重賞4勝目を狙う。

 ボッケリーニは父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ、母の父ダンスインザダークの血統。15年の宝塚記念と天皇賞(秋)を制したラブリーデイの全弟となる。ここまで26戦7勝。4歳時に中日新聞杯で重賞初制覇。

 重賞初V後、惜敗が続いた期間もあったが、6歳時の目黒記念で1年5カ月ぶりの勝利。今年の鳴尾記念で重賞3勝目を挙げている。前走の宝塚記念は強敵相手だったが、中団後ろからジワジワ伸びて0秒5差の7着。7歳秋を迎えたが、まだまだ衰えはない。

 今回は3カ月半ぶりの実戦戦となるものの、もともと休み明けは得意なタイプ。何より芝2200m以上ではGIを除くと[1-3-1-0]の複勝率100%だから安定感がある。先週のスプリンターズSを制したママコチャと同じ、池江厩舎×金子真人オーナーのタッグ。人の勢いも武器に、4つ目のタイトルをつかみ取る。