福岡市を拠点に活動する、卓球のプロリーグ・Tリーグ女子の「九州アスティーダ」が11月、延岡市でホームゲームを開く。運営会社によると、宮崎県内でTリーグの公式戦が開かれるのは初。「迫力ある試合をお目に掛け、ファンを増やす」としている。 九州…

 福岡市を拠点に活動する、卓球のプロリーグ・Tリーグ女子の「九州アスティーダ」が11月、延岡市でホームゲームを開く。運営会社によると、宮崎県内でTリーグの公式戦が開かれるのは初。「迫力ある試合をお目に掛け、ファンを増やす」としている。

 九州アスティーダの川面創社長や田口瑛美子選手らが9月19日、読谷山洋司市長を表敬訪問した。川面社長は「Tリーグ自体、発足してまだ日が浅く、知名度が課題。宮崎の方々に知っていただき、選手の発掘にもつながれば」と話した。

 読谷山市長は「延岡はアスリートタウンを掲げている。試合はぜひ毎年やっていただきたい」と答え、激励した。

 九州アスティーダは2021年にTリーグに参入し、現在は九州唯一の女子チーム。選手は8人で、延岡では毎年、子どもたちに卓球教室を開いている。

 開催は11月3~5日、同市大貫町1丁目のアスリートタウン延岡アリーナ(新県体育館)のサブアリーナで。3日午後2時、トップおとめピンポンズ名古屋▽4日午後2時、日本生命レッドエルフ▽5日午前11時、京都カグヤライズと対戦する。(星乃勇介)