日本代表DF板倉滉が、影山優佳、槙野智章、川﨑宗則が選ぶ日本代表月間MVPに選ばれた。【映像】“2段ヘディング”を神コースに叩き込む瞬間ブンデスリーガ11連覇中の絶対王者・バイエルンからゴールを奪い、その際のゴールパフォーマンスには心温まる…

日本代表DF板倉滉が、影山優佳、槙野智章、川﨑宗則が選ぶ日本代表月間MVPに選ばれた。

【映像】“2段ヘディング”を神コースに叩き込む瞬間

ブンデスリーガ11連覇中の絶対王者・バイエルンからゴールを奪い、その際のゴールパフォーマンスには心温まるエピソードが隠されていた。

9月24日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、開幕1カ月で生まれた日本代表のスーパープレーを振り返る企画『日本代表月間MVPは?』が行われた。そこではボルシアMGの板倉の他に、シュトゥットガルトの日本代表DF伊藤洋輝、ボーフムの日本代表FW浅野拓磨、セルティックの日本代表FW古橋亨梧とFW前田大然、ブライトンの日本代表FW三笘薫らの印象的なプレーがノミネートされていた。

その中でMVPに選ばれたのはドイツ・ブンデスリーガ第3節のバイエルン戦で決めた、板倉のヘディングでのゴールだった。

スコアレスで迎えた30分に右CKを獲得。ニアサイドのDFウーバーが頭ですらしたボールがファーサイドに流れると、ニアからファーにポジションを変えてフリーとなっていた板倉の下に。ヘディングで合わせたシュートは、GKの手が届かないゴール右上隅を捉えてネットを揺らした。味方選手との連係だけでなく、板倉自身のヘディングシュートのうまさも光る一撃となった。

板倉はこのゴール後、膝スライディングから右手でポーズするセレブレーションを行っていた。実はこのパフォーマンスは板倉が自身で行っている社会貢献活動の一環で、小児病棟を訪れた際に出会った右膝の病気で手術を行った少年との約束。その少年の名前の頭文字のRを作ったそうだ。

影山は「ゴールとしての洗練されたスキル、チームの一体感、エピソード、心温まる選手として憧れるようなものも含めて、こういう選手を見たいと、より思うようなゴールシーンでした」とMVP選出の理由を語っている。

(ABEMAスポーツタイム)