現地時間10月1日(日)、フランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(3歳上牡牝・仏G1・芝2400m)で、日本産馬のコンティニュアス(Continuous、牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が古馬との初対決に挑む。  コンティニュ…

 現地時間10月1日(日)、フランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(3歳上牡牝・仏G1・芝2400m)で、日本産馬のコンティニュアス(Continuous、牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が古馬との初対決に挑む。

 コンティニュアスは父ハーツクライ、母フラッフ、母の父Galileoという血統で、北海道新冠町にあるパカパカファームで生産された日本産馬。

 昨年8月にカラ競馬場で行われた未勝利戦でデビューし、後続に1馬身半差を付けて初白星を飾る。2戦目には早くも重賞挑戦。フランスへの遠征を敢行し、サンクルーのトーマスブライアン賞(仏G3)を制して初タイトルを獲得した。

 その後は休養に入り、今年5月のダンテS(英G2)で復帰するも3着に敗れて連勝ストップ。その後は各地の重賞を転戦しながら経験を積み、8月のグレートヴォルティジュールS(英G2)で2つめのタイトルをつかむと、勢いそのままに英セントレジャー(英G1)も勝利してクラシックホースとなった。通算成績は7戦4勝(うち重賞3勝)。

 今回は追加登録料12万ユーロ(約1900万円)を払って意欲の参戦。名伯楽A.オブライエン師の決断とあって、注目、期待は俄然高まった。ディープインパクト産駒のオーギュストロダンが英・愛ダービーを制すなど、日本ゆかりの血統が脚光を浴びる今年の欧州競馬。その流れにも乗って、古馬撃破、そして日本に吉報を届けてみせる。