第19回アジア競技大会 <卓球競技 9月22日~10月2日/中国・杭州>9月30日、女子ダブルス準々決勝で張本美和(木下アカデミー)/木原美悠(木下グループ)が、孫穎莎/王曼昱(中国)にゲームカウント3-1で勝ち、準決勝進出および銅メダル以…

第19回アジア競技大会 <卓球競技 9月22日~10月2日/中国・杭州>

9月30日、女子ダブルス準々決勝で張本美和(木下アカデミー)/木原美悠(木下グループ)が、孫穎莎/王曼昱(中国)にゲームカウント3-1で勝ち、準決勝進出および銅メダル以上が確定した。

Tリーグ・木下アビエル神奈川で共闘する、世界ユース2022金の10代ペアが、2019・2021年世界卓球金メダルを獲得したペアでシングルス世界ランク1位と3位のペアと激突。大アウェーの地で金星を狙った。

まず日本ペアはバックハンドの連続攻撃で優勢を築き、回転量の多いドライブで迫る中国ペアに対して11-9で逃げ切り先制する。2ゲーム目も序盤はリードするが、威力十分のフォアを受けきれず5-11で取り返される。

孫穎莎/王曼昱 PHOTO:Itaru Chiba

第3ゲームは木原がループドライブ、ライジングバックハンドと緩急を使い得点し、11-7で奪取する。4ゲーム目もバック・ミドルを中心に攻め、終盤では広角に強打を打ち抜いた張本がペアをけん引し、11-9で奪って中国を代表する最強ペアを破る大金星を挙げた。

女子ダブルスでのメダル獲得は、2010年の福原愛/石川佳純、藤井寛子/若宮三紗子の銅メダル以来、13年ぶりとなった。

準決勝では、チョン・ジヒ/シン・ユビン(韓国)と陳思羽/黄怡樺(台湾)の勝者と対戦する。


<アジア競技大会 女子ダブルス準々決勝>
張本美和/木原美悠 3-1 孫穎莎/王曼昱(中国)
11-9/5-11/11-7/11-9