9月30日に中国で「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング26位)がグループス…

 9月30日に中国で「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング26位)がグループステージ第3戦で韓国代表(同51位)と激突した。

 日本は齋藤拓実、佐藤卓磨(ともに名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、今村佳太(琉球ゴールデンキングス)、赤穂雷太(秋田ノーザンハピネッツ)、川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)の5人が先発に名を連ねた。

 試合序盤から川島、今村がテンポ良く得点を決め、13-0のランでスタートダッシュを成功した日本。中盤以降はシュートを決められる場面が続いたが、細川一輝(三遠ネオフェニックス)のジャンパーなどで対抗し、23-17と6点リードで最初の10分間を終える。

 第2クォーターでは日本が長距離砲を立て続けに沈め、リードを2ケタに伸ばす場面も。中盤は互いにターンオーバーやシュートミスが続き、終盤からはアウトサイドシュートを決め合う展開になると、43-37と日本がリードを維持して試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、日本は佐藤の3点プレーなどで得点を重ねるも、韓国に0-11のランを許し残り約6分半で48-48の同点に追いつかれる。それでも、終盤からコートインした市川真人(ベルテックス静岡)が連携から3ポイントシュートを連続で決めると、西野曜(横浜ビー・コルセアーズ)もスティールからフリースローにつなげていき、61-53と再びリードをつかんで試合は最後のクォーターへ。

 第4クォーターは1点を争う大激戦となり、日本は今村がフリースローやジャンパーでオフェンスをけん引。中盤からコートインした齋藤も3点弾やアシストで勢いをもたらすと、残り約1分を切って8点のリードを確保する。最後は相手のファウルからフリースローを沈め、最終スコア83-77で日本が白星をつかんだ。

 グループ戦全勝で準々決勝進出を決めた日本は、今村が3本の3ポイントシュートを含む22得点3リバウンド2アシストの活躍。赤穂は10得点7リバウンド4アシスト、齋藤は10得点2リバウンド7アシストを記録し、オールラウンドなプレーで勝利に貢献した。

■「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」グループステージ

日本 83-77 韓国

日本|23|20|18|22|=83

韓国|17|20|16|24|=77