第19回アジア競技大会 <卓球競技 9月22日~10月2日/中国・杭州> 9月29日、男子シングルス3回戦が行われ、日本勢は張本智和(20=智和企画/世界ランク4位)が準々決勝へ進出した。張本は2018年大会シングルス銅メダルのノシャド・ア…

第19回アジア競技大会 <卓球競技 9月22日~10月2日/中国・杭州> 9月29日、男子シングルス3回戦が行われ、日本勢は張本智和(20=智和企画/世界ランク4位)が準々決勝へ進出した。

張本は2018年大会シングルス銅メダルのノシャド・アラミアン(31=イラン/同53位)と対戦。第1ゲームは後半詰め寄られるが、11-9で張本が逃げ切る。

2ゲーム目はバックハンド一本で器用に攻めるアラミアンに先にゲームポイントを取られるが、12-10と逆転で奪い、第3ゲームも11-8で取る。次の2ゲームを5-11、10-12で落とすも、第6ゲームは粘る相手を12-10で振り切って勝利した。

吉村真晴(30=TEAM MAHARU/同79位)は黄鎮廷(32=香港/同49位)との一戦。吉村は1ゲーム目を7-11で落とし、次も競り合いを11-13で落とす。だが3ゲーム目は13-11と逆転で取り、次の2ゲームも11-5、11-3と続けて奪う。

第3ゲーム以降は流れを変えた吉村だが、6ゲーム目は5-11で失い、最終の第7ゲームも中盤で差を広げられて7-11で敗れた。

なお、張本の準々決勝の相手はチャン・ウジン(韓国)となり、2010年広州大会の水谷隼(銅メダル)以来となる、13年ぶりの男子シングルスでのメダルに挑む。

<アジア競技大会 男子シングルス3回戦>

張本智和 4-2 ノシャド・アラミアン(イラン)
11-9/12-10/11-8/5-11/10-12/8-11/10-12

吉村真晴 3-4 黄鎮廷(香港)
7-11/11-13/13-11/11-5/11-3/5-11/7-11

【大会名称】第19回アジア競技大会
【卓球競技 開催期間】2023年9月22日(金)~10月2日(月)
【会場】中国・杭州
【出場種目】
■男子団体(5名)
張本智和、吉村真晴、戸上隼輔、及川瑞基、松下大星

■女子団体(5名)
早田ひな、平野美宇、木原美悠、長﨑美柚、張本美和

■男子シングルス(2名)
張本智和、吉村真晴

■女子シングルス(2名)
早田ひな、平野美宇

■男子ダブルス(2組)
吉村真晴/戸上隼輔、及川瑞基/松下大星

■女子ダブルス(2組)
平野美宇/長﨑美柚、木原美悠/張本美和

■混合ダブルス(2組)
張本智和/早田ひな、戸上隼輔/木原美悠