ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会で1次リーグD組の日本は28日(日本時間29日)、サモアと対戦し、28―22で勝利した。これで通算成績は2勝1敗となり、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。 SO松田力也の高いキック精度が、日本…

 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会で1次リーグD組の日本は28日(日本時間29日)、サモアと対戦し、28―22で勝利した。これで通算成績は2勝1敗となり、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

 SO松田力也の高いキック精度が、日本に勢いをもたらした。前半32分、トライ直後の左隅からのゴールキック。約45メートルの距離をものともせず、力みのないフォームからゴールを決めた。点差を14に広げ、試合の主導権を握った。1次リーグの初戦から2試合連続でキックを全て決め、3戦目のサモア戦では6本中5本成功。それでも「外した1本を決めていたら、最後競った展開にならなかった。もっと精進したい」。

 【先発】FW 稲垣啓太(埼玉)、堀江翔太(埼玉)、具智元(神戸)、ジャック・コーネルセン(埼玉)、アマト・ファカタバ(BR東京)、リーチ・マイケル(BL東京)、ピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)、姫野和樹(トヨタ)▽HB 斎藤直人(東京SG)、松田力也(埼玉)▽TB ジョネ・ナイカブラ(BL東京)、中村亮土(東京SG)、ディラン・ライリー(埼玉)、松島幸太朗(東京SG)▽FB レメキ・ロマノラバ(東葛)

 【控え】坂手淳史(埼玉)、クレイグ・ミラー(埼玉)、バル・アサエリ愛(埼玉)、ワーナー・ディアンズ(BL東京)、下川甲嗣(東京SG)、福田健太(トヨタ)、李承信(神戸)、長田智希(埼玉)