21年の羽田盃を制したトランセンデンスや、地方と中央をまたいで8連勝を飾ったブラッティーキッドが、楽天競馬のサラブレッドオークションに出品されている。開始価格は前者が30万円、後者が10万円。  トランセンデンスは父トランセンド、母タン…

 21年の羽田盃を制したトランセンデンスや、地方と中央をまたいで8連勝を飾ったブラッティーキッドが、楽天競馬のサラブレッドオークションに出品されている。開始価格は前者が30万円、後者が10万円。

 トランセンデンスは父トランセンド、母タントタント、母の父シニスターミニスターという血統。

 20年6月に門別競馬場でデビューし、同年のJBC2歳優駿では13番人気を覆して2着に好走。翌年からは南関東に本拠地を移し、浦和のニューイヤーCを勝利したほか、羽田盃で南関クラシックを制した。古馬入り後もオープンや重賞に出走し、今年は2着2回、3着1回と好調だった。通算成績は29戦3勝。

 ブラッティーキッドは父シニスターミニスター、母デザートレジーナ、母の父タヤスツヨシという血統。

 3歳秋までに初勝利ならず兵庫へ移籍したが、当地で5連勝を飾って22年の春に再転入。JRAでも勢いはとどまらず、函館・札幌で勝ち星を重ね、地方からの連勝記録を「8」にまで伸ばした。だが、エルムSは4着で連勝はストップ。その後はオープン特別を中心に出走を続けていた。通算成績は24戦8勝。

 サラブレッドオークションは現役競走馬のインターネット取引。インターネットを通じて競走馬に新たな活躍の機会を与えることを目的として開催されている。

(サラブレッドオークションサイトより)