武英智調教師がスプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)のメイケイエール(牝5、栗東・武英智厩舎)でJRA・GI初制覇を狙う。  武英智調教師は18年開業。JRA通算では125勝を挙げている。重賞は8勝。ただ、JRAのGIは…

 武英智調教師がスプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)のメイケイエール(牝5、栗東・武英智厩舎)でJRA・GI初制覇を狙う。

 武英智調教師は18年開業。JRA通算では125勝を挙げている。重賞は8勝。ただ、JRAのGIは延べ14頭で21年のスプリンターズSのメイケイエールなど、3回ある4着が最高となっている。

 スプリンターズSはメイケイエールで3年連続のチャレンジとなる。一昨年は出遅れた上に折り合いを欠いたものの、ジワジワと伸びて、操縦性の難しさとともに地力を示す4着。一方、昨年は中2週が影響したのか、4番手から早々と後退して14着。1番人気に応えることはできなかった。

 今年2戦は高松宮記念が12着、安田記念が15着と大敗しているが、前者が不良馬場、後者はマイル戦と敗因はハッキリしている。まだまだ見限れない重賞6勝馬。3度目の正直で人馬揃ってのGI初制覇となる可能性は十分にある。