8月6日(日)に札幌の未勝利で勝ち上がったレーヴジーニアル(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)は横山和生騎手との初コンビで10月7日(土)に東京競馬場で行われるサウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)へ向かう。  レーヴジ…

 8月6日(日)に札幌の未勝利で勝ち上がったレーヴジーニアル(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)は横山和生騎手との初コンビで10月7日(土)に東京競馬場で行われるサウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)へ向かう。

 レーヴジーニアルは父モーリス、母レッドリヴェール、母の父ステイゴールドという血統。母はデビューから3連勝で阪神JFを制した2歳女王。翌年の桜花賞では2着、その後牝馬ながら日本ダービーへ出走するなど活躍した。

 22年セレクトセール1歳にて7,400万円で落札され、翌年の7月に函館競馬場の1800m戦でデビュー。距離を短縮した2戦目では好スタートからハナに立つと直線でも脚色は衰えず、最後は外からの追撃をクビ差しのいで勝利。雨が降りしきる重馬場を武豊騎手と逃げ切ってみせた。次走は横山和騎手とコンビを結成。デビュー2戦で光った類まれなゲートセンスを武器に、強敵相手にも逃げ切れるか。