全国レベルの強豪として知られる聖カタリナ学園高校(松山市)の女子バスケットボール部の監督が今月、酒気帯び運転の疑いで愛媛県警から任意の取り調べを受けたことが、同校への取材でわかった。監督はすでに指導を外れ、自宅待機になっているという。 同…

 全国レベルの強豪として知られる聖カタリナ学園高校(松山市)の女子バスケットボール部の監督が今月、酒気帯び運転の疑いで愛媛県警から任意の取り調べを受けたことが、同校への取材でわかった。監督はすでに指導を外れ、自宅待機になっているという。

 同校によると、監督は30代の男性教諭。17日午前1~3時ごろ、松山市内で飲酒した後に運転代行で自宅近くのコンビニエンスストアまで帰り、そこから自ら車を運転して帰宅しているところを警察官に呼び止められた。呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出され、その場で任意の取り調べを受けたという。

 17日朝に監督から報告を受けた学校は、同日から監督を部の指導から外して自宅待機とし、22日に部員の保護者に事情を説明した。今後、運営法人の理事会で処分を決めるという。学校は取材に、「生徒を教え導く立場の教員として、あってはならないこと。生徒や保護者の信頼を裏切ってしまい、深くおわび申し上げる。今後は教職員の指導を徹底したい」と答えた。

 同校の女子バスケ部は、四国大会で優勝50回、全国大会で準優勝4回の強豪として知られる。(川村貴大)