24日までに国立代々木競技場であったバレーボールの女子パリ五輪予選東京大会で、日本代表は通算5勝2敗の3位となり、今大会の上位2チームに与えられる五輪出場権を逃した。 一夜明け、25日に真鍋政義監督がオンラインで会見した。来年のネーション…

 24日までに国立代々木競技場であったバレーボールの女子パリ五輪予選東京大会で、日本代表は通算5勝2敗の3位となり、今大会の上位2チームに与えられる五輪出場権を逃した。

 一夜明け、25日に真鍋政義監督がオンラインで会見した。来年のネーションズリーグを経てのパリ五輪出場権獲得をめざし、復帰後に着手したサーブのさらなる改良や、新戦力の台頭を求めた。

 24日にあったブラジル戦では、終盤の重要な場面で磨いてきたサーブを発揮できなかった。甘いコースへのサーブから強打され、最終セットまでもつれて敗れた。真鍋監督は「『絶対に勝つ』という執念が、ブラジルと日本の差。競ったところでのサーブとサーブレシーブが重要。(来年に向けて)今年以上に強化していきたい」と語った。

 日本がパリ五輪出場権を得るには、2024年のネーションズリーグで結果を残し、同年6月時点の世界ランキング上位に入る必要がある。真鍋監督は「今回戦った14人がメインにはなる」としながらも、「(新戦力は)できることならすべてのポジションにほしい。国内リーグを見て大活躍する選手がいるかも分からない。海外で活躍する選手もより一層伸びてくるかもしれない。そういうことも見据えて選考したい」と期待を込めた。(平田瑛美)