ナムラクレアに注目したい。GI・6度目の挑戦となるここで待望の初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■10/1(日) スプリンターズS(3歳上・GI・中山芝1200m)  ナムラクレア(牝4、栗東・長谷川浩大厩舎)は1…

 ナムラクレアに注目したい。GI・6度目の挑戦となるここで待望の初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/1(日) スプリンターズS(3歳上・GI・中山芝1200m)

 ナムラクレア(牝4、栗東・長谷川浩大厩舎)は1200mの重賞を4勝しており、今年の高松宮記念でも2着という実績を持つミッキーアイル産駒。GIではもう一歩の結果が続いてきたが、始動戦のキーンランドCを快勝して勢いは十分。ここで待望のGI初制覇を狙う。鞍上は浜中俊騎手。

 アグリ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)は今年の阪急杯を4連勝で制したカラヴァッジオ産駒。高松宮記念で7着、チェアマンズSPでは5着と続くGIでは振るわなかったが、今秋はその雪辱を狙う。前走のセントウルSでは横山典弘騎手と初めてコンビを組み、これまでの先行する立ち回りから一変、32秒4の上がりで追い込む競馬で2着に入っており、ここでの立ち回りにも注目だ。

 ママコチャ(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)はGI・3勝馬ソダシの全妹にあたるクロフネ産駒。前走の北九州記念で初めて1200mに出走し、半馬身差の2着と適性を見せた。今回は川田将雅騎手を初めて鞍上に迎え、初のGI挑戦。偉大な姉に続くGI制覇なるか。

 その他、CBC賞と北九州記念を連勝しているジャスパークローネ(牡4、栗東・森秀行厩舎)、21年のスプリンターズS覇者ピクシーナイト(牡5、栗東・音無秀孝久厩舎)、今年のチューリップ賞など重賞2勝のモズメイメイ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)、函館スプリントSで重賞初勝利をあげたキミワクイーン(牝4、美浦・奥村武厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。