北海道網走市で24日、オホーツク網走マラソンが開催された。大勢のランナーが、1・3ヘクタールに広がるピンクや赤のコスモス畑を眺めながら、ヒマワリの咲くゴールを駆け抜けた。 この大会は、マラソンのポータルサイト「RUNNET」利用者が評価し…

 北海道網走市で24日、オホーツク網走マラソンが開催された。大勢のランナーが、1・3ヘクタールに広がるピンクや赤のコスモス畑を眺めながら、ヒマワリの咲くゴールを駆け抜けた。

 この大会は、マラソンのポータルサイト「RUNNET」利用者が評価した昨年の大会ランキングで、フルマラソン部門において全国1位。自然を満喫できることやオホーツクの食を中心としたおもてなしがランナーの心をとらえた。

 この高評価と、コロナ禍が過ぎて海外エントリーが再開されたことで、申込者数は、フルマラソン、5キロ、3キロの3部門合わせて昨年から305人増えて2525人となった。

 このうちフルマラソンには1957人が出走。午前8時45分から、申告タイム順に分けられたブロックごとに網走刑務所前をスタートした。選手らは秋晴れのもと、オホーツク海の絶景に臨む能取岬を回り、エイド(給水所)で提供される食材をほおばりながらゴールをめざしていた。

 制限6時間30分で1845人が完走。完走率は94・28%だった。(神村正史)