チームを組んで踊りながら手話を披露する「手話ダンス」の全国大会「全国手話ダンス甲子園」の決勝が23日、兵庫県福崎町のエルデホールで開かれた。予選を通過したチームと地元枠として主に町内で活動するチームの計12チームがパフォーマンスを披露した…

 チームを組んで踊りながら手話を披露する「手話ダンス」の全国大会「全国手話ダンス甲子園」の決勝が23日、兵庫県福崎町のエルデホールで開かれた。予選を通過したチームと地元枠として主に町内で活動するチームの計12チームがパフォーマンスを披露した。

 「手話ダンス」は手話とダンスを融合したパフォーマンスを披露し、踊りや芸術性、歌詞などのメッセージを伝える力を総合的に競う。日本パラアート協会(兵庫県加西市)と福崎町が主催し、「手話言語の国際デー」(9月23日)に初開催した。

 今夏に東日本と西日本であった予選に約20チームが参加し、決勝に東京都や岡山県などから7チームが進出。地元枠は5チームが出場した。審査の結果、健聴者に加え、ろう者やダウン症など障害があるメンバー計13人のチーム「サイン」(広島県)が優勝した。(雨宮徹)