8月に北海道であった全国高校総合体育大会の相撲競技の個人100キロ級で、平舘高校(岩手県八幡平市)の相撲部に所属する工藤佳太選手(3年)が2年ぶり2度目の優勝を果たした。工藤選手は21日、県庁を訪れ、佐藤一男・県教育長に努力の成果を報告し…

 8月に北海道であった全国高校総合体育大会の相撲競技の個人100キロ級で、平舘高校(岩手県八幡平市)の相撲部に所属する工藤佳太選手(3年)が2年ぶり2度目の優勝を果たした。工藤選手は21日、県庁を訪れ、佐藤一男・県教育長に努力の成果を報告した。

 大会では、3回戦で緊張もあり苦戦したと振り返った。土俵際まで追い詰められたが、立て直して、突き落としで勝利。緊張が解けて勢いがついた準々決勝以降は、集中力を高め、強みのパワーを生かして勝ち上がることができたという。

 「去年敗退してから基礎を一から練習し直して、それが実った。岩手は錦木関も活躍しているので、負けじと頑張りたい」と今後の抱負も語った。(藤井怜)