今週の武豊騎手は土日ともに阪神で、土曜7鞍、日曜6鞍の計13鞍に騎乗する。  日曜阪神11Rの神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2400m)では、ファントムシーフ(牡3、栗東・西村真幸厩舎)に騎乗する。今年の共同通信杯を制し、皐月賞でも3…

 今週の武豊騎手は土日ともに阪神で、土曜7鞍、日曜6鞍の計13鞍に騎乗する。

 日曜阪神11Rの神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2400m)では、ファントムシーフ(牡3、栗東・西村真幸厩舎)に騎乗する。今年の共同通信杯を制し、皐月賞でも3着の実績馬。武豊騎手と初タッグとなった前走の日本ダービーは展開不向きもあって8着だったが、着差は僅かに0秒4。世代トップレベルの実力馬であることは間違いない。

 武豊騎手はこれまで神戸新聞杯に28回騎乗して[3-5-5-15]の勝率11%、複勝率46%。05年のディープインパクト、07年のドリームジャーニー、10年のローズキングダムで計3勝を挙げている。13年ぶりの勝利なら、ルメール騎手に並ぶ現役最多タイの4勝目となる。

 また、日曜阪神10Rの道頓堀ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1200m)ではフロムダスク(牡3、栗東・森秀行厩舎)とコンビを組む。昨年の京王杯2歳Sで2着の実力馬。休み明けだった前走のセプテンバーSは番手からひと押しを欠いて4着だったが、決して悪い内容ではなかった。1月のクロッカスS(3着)以来、4戦ぶりのタッグで勝利に導けるか注目だ。