17日(土)に中山の新馬戦でデビュー勝ちを飾ったマリンバンカー(牡2、美浦・南田美知雄厩舎)は、10月7日(土)に東京競馬場で行われるサウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)へ向かう。  同馬は父エスケンデレヤ、母ゲ…

 17日(土)に中山の新馬戦でデビュー勝ちを飾ったマリンバンカー(牡2、美浦・南田美知雄厩舎)は、10月7日(土)に東京競馬場で行われるサウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)へ向かう。

 同馬は父エスケンデレヤ、母ゲッカビジン、母の父ヨハネスブルグという血統。父は10年の米G1ウッドメモリアルSの覇者。産駒には19年のBCスプリントなど米G1を4勝し、同年の米最優秀短距離牡馬を受賞したミトーリなどがいる。

 4月に行われたJRAブリーズアップセールにて275万円(税込)で取引され、9月に迎えたデビュー戦では11番人気という伏兵評価を受けた。レースではスタートから積極的にハナを奪うと、直線に入ったところで一気に後続を引き離す。最後は流す余裕も見せながら1馬身と3/4差で完勝して見せた。鞍上の岩部純二騎手にとっては約1年11カ月ぶりの勝利となった。