愛媛県をホームタウンとする男子プロバスケットボールB2リーグの愛媛オレンジバイキングスの選手らが20日、今季開幕を前に県庁を訪ね、B1昇格をかけたプレーオフ進出をめざす決意を語った。 昨季はB2リーグ西地区の7チーム中4位で、東西両地区の…

 愛媛県をホームタウンとする男子プロバスケットボールB2リーグの愛媛オレンジバイキングスの選手らが20日、今季開幕を前に県庁を訪ね、B1昇格をかけたプレーオフ進出をめざす決意を語った。

 昨季はB2リーグ西地区の7チーム中4位で、東西両地区の上位3チームとそれ以外で最も勝率が高い2チームが戦うプレーオフには進めなかった。今季から新たに就任した保田尭之ヘッドコーチは「これまでオフェンシブ(攻撃的)なカラーが強かったが、今季はディフェンス(守備)により注目してもらいたい」とチームの変貌(へんぼう)を約束した。

 リバウンドの個人成績で昨季リーグ2位のユージーン・フェルプス選手(33)は「プレーオフに行くことを第一に考える。リバウンドではトップを狙いたい」。松山市出身の俊野佳彦主将(31)は「バスケットで愛媛県を盛り上げていければ。見ていて気持ちの良いバスケットを展開したい」と意気込みを語った。

 今季開幕戦は10月6日、松山市総合コミュニティセンターで、ライジングゼファー福岡と対戦する。(中川壮)