バレーの女子パリ五輪予選は20日、東京大会第4日が国立代々木競技場であり、日本はブルガリアを3―0で退け、開幕から4試合連続のストレート勝ちを飾った。主将の古賀紗理那を中心に得点を重ね、序盤から優位に試合を進めた。 次戦は22日、ベルギー…

 バレーの女子パリ五輪予選は20日、東京大会第4日が国立代々木競技場であり、日本はブルガリアを3―0で退け、開幕から4試合連続のストレート勝ちを飾った。主将の古賀紗理那を中心に得点を重ね、序盤から優位に試合を進めた。

 次戦は22日、ベルギーと戦う。

■「打ちたいコースに打てた」

 山田二千華のサーブが、日本の勢いを加速させた。

 第1セットを順調に奪って迎えた第2セット。5―1とリードした場面で無回転気味に放ったサーブで、相手のレシーブミスを誘った。

 続けて打ったサーブも決めて、2本連続得点。このセットでさらに1本、第3セットでも1本決め、チーム最多となるサービスエース4本を決めた。

 「(サーブを打つために球を上げる)トスが安定して、良い打点からサーブが打てている。きょうは打ちたいコースに打てた」

 パリ五輪の出場権がかかる大舞台。ブルガリア戦までの3戦でサーブからの得点は1点にとどまっていたが、この日は伸び伸びプレー。成長著しい23歳だ。

■他国の結果

 ベルギー(2勝2敗)3―0ペルー(4敗)、トルコ(4勝)3―1アルゼンチン(1勝3敗)、ブラジル(4勝)3―0プエルトリコ(1勝3敗)