21年のファンタジーS(GIII)を制し、22年の桜花賞では2着に好走したウォーターナビレラ(牝4、栗東・武幸四郎厩舎)が20日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は繁殖馬になる予定だが、繋養先は未定。同日、JRAがホームページで発表し…

 21年のファンタジーS(GIII)を制し、22年の桜花賞では2着に好走したウォーターナビレラ(牝4、栗東・武幸四郎厩舎)が20日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は繁殖馬になる予定だが、繋養先は未定。同日、JRAがホームページで発表した。

 ウォーターナビレラは父シルバーステート、母シャイニングサヤカ、母の父キングヘイローという血統。近親にダートで活躍したメイショウムネノリやソイカウボーイがいる。

 21年8月に札幌競馬場の2歳新馬戦でデビューし、6番人気の伏兵評価を覆して初白星を飾る。続く10月のサフラン賞も制し、同年11月のファンタジーSまで無傷の3連勝。豊騎手&幸四郎調教師の“武兄弟タッグ”でタイトルを獲得し、12月の阪神JFでも3着に好走した。

 翌春はチューリップ賞5着を挟み、桜花賞ではスターズオンアースとハナ差の2着に健闘。その後はオークス、秋華賞と牝馬三冠路線を皆勤し、今年の春からは短距離路線に転じた。今年8月のキーンランドCがラストランとなり、通算成績は14戦3勝(うち重賞1勝)。

(JRAのホームページより)