10月から男子プロバスケットボール1部リーグ(B1)に初めて臨む佐賀バルーナーズのプレシーズンマッチが17日、佐賀市のSAGAアリーナで開かれた。韓国の大邱(テグ)韓国ガス公社ペガサスと対戦し、88―83で勝利した。SAGAアリーナでの試…

 10月から男子プロバスケットボール1部リーグ(B1)に初めて臨む佐賀バルーナーズのプレシーズンマッチが17日、佐賀市のSAGAアリーナで開かれた。韓国の大邱(テグ)韓国ガス公社ペガサスと対戦し、88―83で勝利した。SAGAアリーナでの試合は5月にB2優勝を決めて以来で、2050人が熱い声援を送った。

 バルーナーズは第1クオーター(Q)からリードし、前半を45―35で終えた。最終の第4Qで追いつかれたが、ブースター(ファン)が「ゴーゴー佐賀」「ディフェンス、ディフェンス」と声を合わせて応援するなか、最後に引き離して接戦を制した。

 ハーフタイムには、今季のスローガン「SAGASAIKO FAN FUN FAAAAAAN」も発表された。みんなで楽しく熱風を巻き起こそうとの思いが込められているという。

 試合終了後、宮永雄太ヘッドコーチが「まだまだ改善できる点があるので、開幕に向けて準備していきたい。開幕戦、絶対に勝ちにいくんで応援よろしくお願いします」と呼びかけると、観客席も拍手でこたえた。

 試合前には、B1初参戦を記念したイベントも開かれた。制限時間内に、どれだけフリースローを決められるかを競うゲームも。参加した佐賀市の小学2年、谷川孝太さん(8)は、幼稚園児のころに初めてバルーナーズの試合を観戦し、小学1年からはバルーナーズのスクールで自身もバスケを練習しているという。「B1で優勝してほしい」と期待していた。

 バルーナーズのB1初戦は10月5日午後7時5分から、SAGAアリーナで前季王者の琉球ゴールデンキングスと対戦する。(岡田将平)