ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会 1次リーグD組 イングランド34ー12日本■突然出番が来たレメキ 日本はFBマシレワ(花園)が前半7分に負傷交代。急きょ最後尾に入ったレメキ(東葛)は「びっくりした」と言いながら、安定したプレー…

 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会 1次リーグD組 イングランド34ー12日本

■突然出番が来たレメキ

 日本はFBマシレワ(花園)が前半7分に負傷交代。急きょ最後尾に入ったレメキ(東葛)は「びっくりした」と言いながら、安定したプレーでチームを落ち着かせた。

 豊富な運動量で後ろの広い範囲をカバーし、キック主体で重圧をかけてくるイングランドの攻めに対応した。攻撃でも切れ味鋭いランで好機を作った。

 第1戦のチリ戦では後半途中から出場。この日も「30分くらい出る予定だった」という。予定を大幅に超える出場時間となったが、2度目のW杯となる34歳は「本当に楽しかった。久しぶりで」と、充実の笑顔を浮かべた。

 マシレワの状態次第では次戦以降、先発する可能性もある。「下を向くことはない。サモアに向けていい準備をして、絶対に勝たないといけない」。チームのムードメーカーでもあるベテランの存在感が大きくなってきた。