ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会 1次リーグD組 イングランド34ー12日本 イングランドの珍しいプレーがトライにつながった。 日本に12―13と1点差に詰め寄られた直後の後半16分。 敵陣に攻め込んだイングランドが中央付近で球を…
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会 1次リーグD組 イングランド34ー12日本
イングランドの珍しいプレーがトライにつながった。
日本に12―13と1点差に詰め寄られた直後の後半16分。
敵陣に攻め込んだイングランドが中央付近で球をつないだが、パスはずれ、球が前にこぼれた。
球を前に落とす「ノックオン」かと思った日本の選手たちの足が止まった一方で、球を拾ったイングランドのゲーム主将のローズはそのままゴールラインへ走った。
審判団が映像判定で確認すると、球はイングランドのマーラーの頭にぶつかって前に転がっていた。
マーラーは試合後、「正直言えば、自分がどこにいるか分からなかった。でも計画通りだ。ダン・コールやジェイミー・ジョージとヘディングの練習をしていたんだ」とコメント。
応援しているサッカー・プレミアリーグのブライトンがマンチェスター・ユナイテッドに勝った試合を引き合いに「彼らからインスピレーションを得て、今夜の試合に持ち込んだんだ」と冗談交じりに語った。
手や腕に当たった場合はノックオンになるが、頭に当たった場合はそれに当たらない。そのため、ローズのトライが認められた。
イングランドにとっては大きい加点となったが、日本にとっては追い上げムードをそがれる失点となった。