バレーボール女子のパリオリンピック(五輪)予選は17日、東京大会第2日が国立代々木競技場であり、6大会連続の五輪出場を狙う日本は、アルゼンチンに3―0でストレート勝ちし、開幕2連勝とした。序盤からサーブで流れを作ると、第1、2セットは点差…

 バレーボール女子のパリオリンピック(五輪)予選は17日、東京大会第2日が国立代々木競技場であり、6大会連続の五輪出場を狙う日本は、アルゼンチンに3―0でストレート勝ちし、開幕2連勝とした。序盤からサーブで流れを作ると、第1、2セットは点差をつけて危なげなく連取。第3セットは相手に粘られて接戦になったが、きっちり逃げ切った。

 次戦は19日、プエルトリコと戦う。

■井上がチーム最多の17得点 主将の古賀を援護

 初戦ペルー戦で最多得点だった古賀紗理那が身長が高いアルゼンチンのマークにあった。第1セットは無得点。苦しんだ主将をチームメートがカバーした。特に光ったのが、井上愛里沙だ。

 チーム最初の得点を奪って流れを呼び込んだ。強打だけでなく、相手の陣形を見て、空いたところにふわりと落とす。硬軟を織り交ぜたスパイクで効果的に得点を稼いだ。第2、3セットも勢いは止まらず、チーム最多の17得点。ストレート勝ちの立役者となった。

 チームは2連勝。井上は「誰が出ても勝つチームを作ってきた」と誇った。

 プエルトリコ(1勝1敗)3―1ベルギー(1勝1敗)、トルコ(2勝)3―0ブルガリア(2敗)、ブラジル(2勝)3―0ペルー(2敗)