土日に続き、2場揃って芝ダートともに良での開催となる。芝は依然として高速決着。日曜は前&内で運んだ馬に分があった。ダートは癖の少ないコンディションだが、1800mは3角までに前に取り付かないと厳しい。  阪神の芝はローズSの日本レコード…

 土日に続き、2場揃って芝ダートともに良での開催となる。芝は依然として高速決着。日曜は前&内で運んだ馬に分があった。ダートは癖の少ないコンディションだが、1800mは3角までに前に取り付かないと厳しい。

 阪神の芝はローズSの日本レコード決着が示すように、かなり速い時計が出る。それだけにペースが緩めば内外の回りを問わず、圧倒的に前有利。しかし、ローズSのようにM〜Hペースになれば、後ろからでも間に合う。ダートは先行ベターだが、ペース次第で差し馬にも出番あり。エーピーインディ系が土日で[3-3-2-12]の勝率15%、複勝率40%と絶好調なので目が離せない。

【注目馬】
中山11R・シルトホルン…ソール&レーベンは強いが、一発があるなら前で運ぶ組。本馬は2200mへの距離延長がカギだが、前々で流れに乗れれば、馬場を味方に粘り込めていい。

阪神8R・スマートビクター…阪神ダートで好調なエーピーインディ系のマジェスティックウォリアー産駒。揉まれるとダメなので、最内枠なら迷わず逃げるのみ。勝負所までリズム良く行ければ、押し切りまである。

阪神11R・アシタガアルサ…こちらもエーピーインディ系のシニスターミニスター産駒。昇級戦の前走は中団から伸びを欠いたが、外枠から早め進出が叶えば一発があるかも。