自転車BMXフリースタイルの全日本選手権が岡山市で開かれている。16日はトップ選手が競うエリートクラスの男子予選や子どもたちのクラスの決勝などがあり、全国から訪れたファンでにぎわった。最終日の17日は、エリートクラスの男女の決勝などがある…

 自転車BMXフリースタイルの全日本選手権が岡山市で開かれている。16日はトップ選手が競うエリートクラスの男子予選や子どもたちのクラスの決勝などがあり、全国から訪れたファンでにぎわった。最終日の17日は、エリートクラスの男女の決勝などがある。

 市役所駐車場に設けられた特設会場では、フリースタイル・パークが行われている。小型の競技用自転車を使い、大小さまざまなジャンプ台を跳んで高さや難度、独創性などを競う。東京五輪で、同クラスで5位入賞した中村輪夢(りむ)選手らが、難しい技を決め、観客の声援を浴びていた。

 県内では昨年、岡山を自転車やダンスなど「アーバンスポーツ」の聖地にしようと、選手や指導者が競技の垣根を越えて連携し協会を設立。今回の選手権ではパークのほかに、平らな場所で技を競う「フラットランド」もイオンモール岡山であり、全体では子どもから大人まで計207人がエントリーした。(水田道雄)