アイスホッケー・2023―24年のアジアリーグが16日開幕した。昨季の準優勝チームで、北海道苫小牧市を本拠地とする「レッドイーグルス北海道」は、同市のネピアアイスアリーナのホーム開幕戦でHL安養(アニャン)(韓国)を2―1で破り、白星発進…

 アイスホッケー・2023―24年のアジアリーグが16日開幕した。昨季の準優勝チームで、北海道苫小牧市を本拠地とする「レッドイーグルス北海道」は、同市のネピアアイスアリーナのホーム開幕戦でHL安養(アニャン)(韓国)を2―1で破り、白星発進した。昨季のプレーオフ決勝と同じカードとあって、1812人が詰めかけた会場は熱気に包まれた。17日も同カードが同じ会場で行われる。

 試合は第1ピリオド、相手の反則で1人多いパワープレーの好機に、FW入倉大雅選手が押し込んで先制。第3ピリオドに同点に追いつかれたが、直後にFW久慈修平選手のシュートで勝ち越した。

 荻野順二監督は「前季の優勝チームに勝ち、勢いがついた。(5チームによる)変則リーグは日程管理が難しいが、戦略的に大きな変化はない」と話した。

 リーグは両チームに、東北、日光、横浜の3チームを加えた5チームが、来年3月24日まで1チーム32試合、8回戦総当たりでレギュラーシーズンを戦う。同30日~4月7日に上位2チームによるプレーオフ(5回戦制)を行い、優勝を争う。昨季まで参戦していた「ひがし北海道クレインズ」(釧路市)は、コロナ禍での経営悪化でトラブルが続き、今季はリーグへの参加が認められなかった。(松本英仁)