「なんかニュースでみたけど阪神のアレ、ってなに⁉️」 「どゆこと❓❓」 14日現在、ネット検索の定番にもなっているという(⁈)阪神タイガースの「アレ」。14日、読売テレビの情報番組「ミヤネ屋」でも特集されるほど注目を浴びているキラーワー…

「なんかニュースでみたけど阪神のアレ、ってなに⁉️」

「どゆこと❓❓」

14日現在、ネット検索の定番にもなっているという(⁈)阪神タイガースの「アレ」。14日、読売テレビの情報番組「ミヤネ屋」でも特集されるほど注目を浴びているキラーワード「アレ(あれ/ARE/A.R.E)」についてインターネット上やSNS界隈は、微笑ましい光景が繰り広げられている。

番組MCを務める宮根誠司は「皆さん、18年ぶりのアレ(優勝)です」と含み笑いを見せながら番組進行を続けた。

14日(今)夜、セ・リーグでマジック1となった阪神は、4位・巨人と対戦し、2位・広島が5位・ヤクルトと対戦する。予告先発は、阪神・才木浩人で、巨人・赤星優志。ヤクルトは高橋奎二で、広島・遠藤淳志というラインナップだ。

試合開始は、午後6時。阪神は、18年ぶりの「アレ(優勝)」をもぎ取るため本拠地・甲子園で伝統の一戦・巨人との大一番に挑む。

「アレ」の由来は諸説あるものの(⁈)岡田監督がオリックスの指揮を執っていた2010年までさかのぼるのだとか。オリックスが 交流戦の優勝を争う中、選手が意識しないように「優勝」という言葉は使わず願掛けの意味も込めて「アレ」という言葉を活用したらしい。

当時のオリックスは、コーチや報道陣まで「優勝(の瞬間)」を「アレ」と表現したようで、その甲斐あって(⁈)球団は見事に初優勝を飾ったという。交流戦優勝グッズとして「アレしてもうた」Tシャツが売り出されるなど話題を集めたようだ。

阪神の2023年シーズン・チームスローガンは「A.R.E.(えーあーるいー)」。球団目標である「アレ(優勝)」を目指す強い思いをアルファベット3文字で表現したのだとか。

スローガンには「個人・チームとして明確な目標(Aim!)に向かって、野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ち(Respect)を持って取り組み、個々がさらにパワーアップ(Empower!)することで最高の結果を残していく」という思いが込められた。

この「A.R.E.(えーあーるいー)」という球団の目標が発表された当時、X(旧Twitter)一時トレンド入りするなどネット上では「マジでおもろいw」「まぁそらそうでしょ」「自分はアレと読ませていただきますけどねw」などの声が上がった。

ちなみに阪神は今季の春季キャンプで岡田彰布(あきのぶ) 監督が「優勝」という言葉を使わず「アレ」と表現し、選手やファンも口にするなど反響を呼んだという。

沖縄県・宜野座村でのキャンプ初日には「なかなか『アレ』にたどり着けない日々を送ってきたわけですが、このユニホームを着た以上は『アレ』に向かってキャンプからスタートしたい」とコメントした岡田監督。あの日のキャンプから数ヶ月、「実りの秋」となるか⁈有言実行の瞬間を目前に、阪神ファンは「アレ」の瞬間を今か今かと待ち望んでいる。

文/スポーツブル編集部