ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会の1次リーグで日本―チリ戦が行われる10日、全国でパブリックビューイングが開催された。 東京の会場となった秩父宮ラグビー場には、午後4時の開場前から多くのファンが詰めかけた。 会場内では、主催した…

 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会の1次リーグで日本―チリ戦が行われる10日、全国でパブリックビューイングが開催された。

 東京の会場となった秩父宮ラグビー場には、午後4時の開場前から多くのファンが詰めかけた。

 会場内では、主催した東京都が、リーグワン1部の東京を本拠とする3チームと子ども向けのラグビー教室を開いたり、2019年W杯日本大会で使われた日本代表のジャージーなどを展示したり。

 都の担当者は「19年大会の開催自治体として、4年前の盛り上がりをつなげていければ」と話した。

 特別協賛したアサヒビールは、来場者とオンラインでつないだ他会場の参加者の計約1千人で同時に乾杯した人数のギネス世界記録に挑戦した。

 同社はW杯フランス大会のワールドワイド・パートナーを務め、主力商品の「スーパードライ」が大会公式ビールとなっている。

 マーケティング本部宣伝部の石川勇気・担当副部長は「歓喜の瞬間をみんなで一緒に過ごす場所に、スーパードライがあればうれしい」と話す。

 パブリックビューイングは日本の1次リーグ最終戦となる10月8日のアルゼンチン戦でも各地で行われる予定だ。(野村周平)