プロバスケットボールB1の広島ドラゴンフライズは9日、シーズンの開幕を前に、広島市中区の広島国際会議場フェニックスホールでファン交流イベントを開いた。選手らは集まった約680人のファンに意気込みをアピール。チームキャプテンの朝山正悟選手(…

 プロバスケットボールB1の広島ドラゴンフライズは9日、シーズンの開幕を前に、広島市中区の広島国際会議場フェニックスホールでファン交流イベントを開いた。選手らは集まった約680人のファンに意気込みをアピール。チームキャプテンの朝山正悟選手(42)は「みんながコートの中で最大限、力を発揮できるようにサポートしたい」と抱負を語った。

 今年のチームスローガンは「Keep Going」。昨季は41勝18敗で西地区4位となり、クラブ史上初となるチャンピオンシップ出場を果たしたが、準々決勝で敗れた。「さらなる高みをめざす」という意味をスローガンに込めた。

 Bリーグは、2026―27シーズンから1部リーグの名称が「Bリーグ・プレミア」(Bプレミア)になる。Bプレミア参加には、平均入場者数4千人、事業規模12億円、5千席以上のアリーナ確保といった基準を2季連続で満たすことなどが必要となる。

 この日、イベントに登壇した浦伸嘉社長(42)はBプレミアへの参加を目指すと改めて宣言し、「クラブは皆さん一人ひとりに支えられている。10年目の節目のシーズンに目標を達成したい」と述べた。

 今季のホーム初戦は、10月21日に広島サンプラザホール(西区)で宇都宮ブレックスと対戦する。(根本快)