バスケットボールの高校生を含む18歳以下のトップチームが競う「U18日清食品トップリーグ」が9日、水戸市のアダストリアみとアリーナで開幕する。 このリーグは2022年に新設された。全国大会の成績など、日本バスケットボール協会が定める選出基…

 バスケットボールの高校生を含む18歳以下のトップチームが競う「U18日清食品トップリーグ」が9日、水戸市のアダストリアみとアリーナで開幕する。

 このリーグは2022年に新設された。全国大会の成績など、日本バスケットボール協会が定める選出基準に基づいて選ばれた男女各8チームが9~11月、各地の体育館で総当たりのリーグ戦を戦う。リーグ戦にすることで選手の出場機会を増やし、競技力を向上させる狙いがある。

 茨城県内の高校は選ばれなかったが、茨城出身の選手が出場する。男子では開志国際(新潟)の中島遙希選手(3年)と石井息吹選手(同)、女子では聖和学園(宮城)の内田理香選手(2年)だ。3人ともB1茨城ロボッツのU15チームでプレーしていた。

 トップリーグには出られなかった全国7ブロックの上位チームが争う「ブロックリーグ」もあり、県内からは男女とも土浦日大が出場している。

 同アリーナでの開幕戦について、協会広報の石田拓也さんは「昨季はBリーグのオールスター戦が開かれ、ロボッツの本拠地でもある。プロと同じような環境で、高校生にもプレーして欲しい」と話す。会場観戦の申し込みは1日から受け付けを始め、4~5日で約3千席が埋まって締め切ったが、試合はリーグの公式ユーチューブ(https://www.youtube.com/@U18NISSINLEAGUE)で見ることができる。

 出場する男女8チームは次の通り。

 【男子】福岡第一、福岡大大濠、中部大第一(愛知)、開志国際、藤枝明誠(静岡)、仙台大明成(宮城)、北陸(福井)、東山(京都)

 【女子】桜花学園(愛知)、京都精華学園、岐阜女子、大阪薫英女学院、札幌山の手(北海道)、聖和学園、千葉経大付、精華女子(福岡)(滝坪潤一)